兼用OK!?スノボーウェアとスキーウェアの違いは何?

兼用OK!?スノボーウェアとスキーウェアの違いは何?

記事作成日: 2019-06-15

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まる
しえちゃん、見て見て!ウェアがこんなに安く売ってるよ♪
しえ
おお?ホントだね。フリマサイトかぁ。シーズンオフだと安く手放すひとも多いのかな。
ベル
ん?まるちゃん、しえちゃん……そのウェア、スノボには不向きかも。
まる
え、スノボとスキーにウェアの違いってあったっけ?前回は全部ベルに選んでもらったから、実はイマイチわかってない……。
ベル
そっか!では、改めて。スノボウェアとスキーウェアの違いを、詳しく解説していくよ~!

 

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<スキーはタイト・スノボはゆったり>

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スキーウェアはスノボに比べてタイトな造りをしています。これは、スピードを出して滑る際に、風の抵抗を受けにくくするためです。また、スキーストックを動かして滑るため、肩を動かしやすいように、ジャケットの前を開けてのルーズな着こなしなどは、スキーには不向きです。

 

スノボウェアは、それに比べてゆったりめのデザイン。スノボは転んだ時にしりもちをつくことが多く、また、ビンディング装着時など雪面に座ることも多々あるので、衝撃吸収のためのプロテクター(ケツパッド)や装着することになります。そうしたプロテクターやインナーを中に仕込むために余裕をもった造りとなっているのがスノボウェアの特徴なのです。

 

ジャケットの丈やパンツ裾も、スキーより長め。 従来に比べるとだんだんスッキリとしたものが多くなってきており、ファッション性もアップしてきています。かといって見た目だけで選んでしまうとインナーを着にくかったりということも。できれば試着してみて、体にあったものを選ぶことをオススメします。

 

つまり、スキーウェアはスピードと動きやすさ、スノボウェアは保護性の高さを重視したデザインということになります。雪を滑るスポーツという点では同じですが、スキーとスノボは全く違うものだと考えたほうがよいでしょう。特にプロテクターを仕込むためのパンツについては兼用が難しいので、購入の際は注意が必要です。

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<エッジガードの有無>

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スピードを出さないなら、スノボウェアをスキー用に使ってもいいのでは……?そんな声が聞こえてきそうですね。でもパンツの違いは、余裕の有る無しだけではありません。

 

「エッジガードの有無」に着目してみましょう。 スキーウェアにはパンツの裾に「エッジガード」が付いています。スキーの場合、転倒した際に板のエッジが裾を傷つけてしまうことが多く、それを防ぐためのガードが必要となります。

 

スノボウェアにはエッジガードが付いていないので、もしそのままスキーをした場合は裾がすぐにボロボロになってしまったり、インナーまで切り裂かれてしまうことも。 安全・かつ長持ちさせるためにも、パンツはやはりそれぞれ専用のものをチョイスしたほうが良いということですね。

 

<生地の厚さや素材にも違いが>

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ウェアの生地も、分厚さが違います。スノボはインナーやプロテクター(ケツパッド)を装着する前提で作られているので、比較的「薄手」の生地です。また、転倒や座り込むシーンが多いスノボのウェアはしっかりとした耐水性の高い素材が多く使われています。

 

対して、スキーは「厚手」。中綿入りなどで、インナーなしでも暖かな仕様となっているウェアがメインです。

 

<スキーウェアには調整ベルト>

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かつてはスキーウェアにはサスペンダーが付いているものが主流となっていました。しかし、腰履きできないなどファッションの流行から外れてきたことなどから、マジックテープ式の調整ベルトやベルトループが付いたパンツが今の人気となっています。

 

これらの目的は、スキーの動作性をアップさせ、また雪の侵入を防いでくれる役割を果たしています。

 

<パウダーガードの違い>

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対して、スノボウェアはパウダーガードと呼ばれる仕様が付いているのが特徴です。前述のとおりスノボはしりもちをついたり、雪上に座り込む機会が多いスポーツ。雪が入りにくいように裾や腰などが二重のかぶせ構造になっており、快適性を維持しています。

 

どのスノボウェアにも必ず付いているわけではなく、パウダーガード単品を購入して後付けすることも可能です。

 

 

まる
全然ちがうじゃん!でもよく考えたら、スキーとスノボって板も滑り方も全然ちがうし……当たり前といえば当たり前か。
しえ
見た目だけじゃなくて、機能がハッキリとちがうから要注意だな。特にまるちゃんはよく転ぶから、スキーウェアだと痛い目見るところだったね。
まる
う……。ジャケットはスキーと兼用でもいいかなって思ったけど、やっぱりセットで合わせたいし、ちゃんと専用のをチョイスすることにします!
ベル
購入前には店員さんや、詳しい人にしっかりと質問してから。また、お店に行けるなら試着をするのもオススメだよ。きちんと違いを知って、安全・快適なウェア選びを楽しんでね♪

 

 

バス市場編集部

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