この記事を書いた人 バス市場編集部
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マイナスイオンを体感!国の特別名勝に指定される日本屈指の渓谷「昇仙峡」に行ってみた!
記事作成日: 2016-06-21
山梨県甲府市の甲府盆地北側、荒川上流に位置する「昇仙峡」。
ここは国の特別名勝に指定され、長瀞橋から仙娥滝まで全長約5キロの日本屈指の渓谷は、気軽に散策を楽しむことができ年間を通して多くの観光客で賑わいます。
全国観光地百選 渓谷の部で第一位にも選ばれるほど有名な景勝地です。
新緑、川の流れる音、花崗岩が合わさった見事な渓谷美を披露しています。
東京からも車で行けば比較的近く、紅葉の時期などにはかなりの観光客が訪れる昇仙峡を今回はご紹介いたします。
昇仙峡散策行程
今回昇仙峡へ向かう手段として、昇仙峡へ行く日帰りバスツアーを利用しました。
日帰りバスツアー イメージ
そのため、先に昼食をしてから昇仙峡散策という行程だったので、通常の散策する行程は麓の方の長瀞橋から仙娥滝まで歩くコースですが、逆の行程で1時間ほど散策することになりました。
■散策行程
昼食(ほうとう会館)⇒ 仙娥滝 ⇒ 石門 ⇒ 覚円峰
マイナスイオンたっぷりの爽やかな風を感じながら昇仙峡散策
ほうとう会館から昇仙峡へ向かう途中には山下清の作品が展示されていることでも有名な「影絵の森美術館」や、
お土産屋さんなどがあります。山梨県は水晶発祥の地でもあるようで、お土産屋さんの中には水晶を売っているお店もありました。
お店が並ぶ通りを抜けると、周りが緑豊かな木々に囲まれた下り階段となります。川の流れる音も聞こえ、さっきまでの梅雨の蒸し暑さがなくなりとても気持ち良いです。
そして下り階段を少し進むと、轟き音と共に「仙娥滝」が現れます。
高さ30メートルの壮麗な滝からはマイナスイオンが体感でき、その心地よさと美しさにしばらく見とれてしまいます。
そこから少し進むと次は「昇仙橋」があります。
そこからが初めて、昇仙峡の渓谷美を目の当たりにすることになります。写真では中々伝えきれないですが、正に圧巻です。
しばらく10分ほど景色を楽しみながら進むと、次は「石門」があります。
石門は先端が完全に繋がっておらず、スリリングな不安定さを楽しめ、パワースポットとしても有名です。
そこからまた10分ほど進むと、「覚円峰」を綺麗に見ることができる広場があります。ここはちょっと休憩できる食事処もあり、覚円峰の写真をキレイに撮るのに最適な場所なので、是非行っていただきたいスポットです。
覚円峰は高さ約180メートルの巨岩で昇仙峡のシンボルです。その昔、僧侶覚円が畳が数畳敷ける頂上で修行を行ったことでその名がついたと言われています。
今回は昇仙峡の日帰りバスツアーへ参加しての散策でしたので、時間制限もあるため昇仙峡の半分までくらいで折り返しましたが、個人で行かれる方は「長瀞橋」も是非行ってみてください。長瀞橋は昇仙峡の玄関口として大正14年に竣工したアーチ型の橋で歴史的にも有名で親しまれています。
ただ、半分までといってもいくつも名所を見ることができ、なんと言っても進むたびに変わる渓谷自体がすばらしい景色なので充分に満喫することができました。
昇仙峡は渓谷の他にも見どころがたくさん!
【ほうとう会館】
山梨名物ほうとう鍋を味わえ、名産品のお土産を買うこともできる「ほうとう会館」。
今回は昼食会場で利用しました。
食事会場
「生ほうとう」や「ほうとう饅頭」などたくさんの名産品が並びお土産を買う方にはおすすめのお店です。
生ほうとうほうとう饅頭
【夫婦木姫の宮】
ほうとう会館から渓谷とは逆方向にに1分ほど歩くと、「夫婦木姫の宮」があります。
夫婦木姫の宮
ここから車で3分ほど走ったところにある「夫婦木神社」の下宮となり、夫婦木神社は男性を象徴する御神木が祀られておりますが、夫婦木姫の宮は女性を象徴する御神木が祀られており、男女でお祈りすると結ばれ、夫婦で祈願すると子宝に恵まれることでも有名な神社です。
【昇仙峡ロープウェイ】
夫婦木神社からさらに2分ほど歩くと、「昇仙峡ロープウェイのりば」があります。(仙娥滝駅)
昇仙峡ロープウェイのりば
散策の時間がなくなるので今回は乗車しませんでしたが、新緑や紅葉の中の空中散歩を堪能した後、頂上からは富士山や南アルプス連峰が一望できるすばらしい眺望を堪能できます。
昇仙峡は、東京からも車で気軽に行くことができる距離なので、紅葉シーズンはもちろん、オールシーズン美しい景色を堪能できるので、是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。
秋の昇仙峡
昇仙峡 基本情報
- 住所:〒400-1214 山梨県甲府市高成町
- 電話番号:055-237-1161
-
アクセス:甲府昭和ICから昇仙峡まで30分
- URL:shosenkyo-kankoukyokai.com