東京→広島間の夜行バス　メリットデメリットは？お得に安く移動して広島を満喫！

どこへ旅行に行くにも、交通費って結構かかりますよね。距離が遠くなればその分移動にかかるお金も高くなるので、目的地によっては予算に占める交通費の割合がかなり高くなってしまうことも・・・。

できるだけ交通費を節約して、現地で楽しむためのお金をとっておきたいと考える人が多いのではないでしょうか。

世界史上初めて核兵器・原子爆弾が落とされた都市として、世界的に知られる「広島」。２つの世界遺産「原爆ドーム」「宮島・厳島神社」や、平和記念公園といった定番の観光スポットだけでなく、尾道・呉といった穴場的名所も人気があり、海外からの観光客も多く訪れています。

また広島風のお好み焼きや、牡蠣をはじめとした瀬戸内海の魚介類、ご当地ラーメンの尾道ラーメンや定番スイーツ・もみじ饅頭など、名物グルメもたくさん！

広島での旅の楽しみ方はさまざまなので、たくさんお金がかかりますよね。

そんな広島の魅力を存分に満喫するためには、観光のための予算をしっかり確保し、現地の滞在時間をできるだけ長くしたいもの。東京からの広島旅行だと日帰りではなく、少なくとも1泊以上する人が多いと思いますが、そのホテル代も必要となります。そして飛行機や新幹線利用なら早く移動できるものの、それなりの移動時間はかかり、交通費も安くはありません。

そこで今回はご提案！　次の広島旅行は、交通費がかなりお得に安い！しかも移動している間に睡眠をとることができる「夜行バス」を利用してみてはいかがでしょうか？

今回は、夜行バスのメリット・デメリットに加えて、広島旅行で夜行バスの活用法、新幹線と比べて乗車時間・料金はどう違うのか？など、まとめてご案内します。

広島といえば、やっぱり原爆ドームや平和記念公園を思い浮かべる人が多いんじゃないかなー？

そうだね。確か私は修学旅行で広島に行ったなぁ。大人になってから改めて行くと、また違った視点で過ごせそうだよね。

それに世界遺産でもある宮島の厳島神社は、一度は訪れてみたいスポット！　海の中にある神社がとっても不思議な景色なんだよね～。

私は広島グルメも興味あるな。関西・大阪風とは違った広島風のお好み焼きや、生産量全国一位！新鮮でぷりぷり食感の濃厚な牡蠣も、たくさん食べたいな～。

これだけの広島の魅力を満喫するには、やっぱりできるだけ長く現地に滞在するしかないよね。

でも飛行機や新幹線だと移動時間が早いけど交通費が高いし、現地に少なくとも1泊するためのホテル代は必要だし。ほんとお金がかかるんだよねぇ・・・。

今回提案の交通手段・夜行バスって、かなり安く移動できる代わりに、長時間の乗車に耐えられる若者向け・・・といったイメージがあったよね？

「そうそう！　特に広島まで移動の夜行バスだとかなりお得な料金だけど、その分デメリットもありそうで・・・。

夜行バスでの移動に疲れちゃって、現地到着後楽しめなかったら困るしねぇ。

そうなの。夜行バスならかなり節約になりそうだから、移動に時間がかかっても快適に過ごせるなら思い切って利用してみようか？という気もするんだけど。

最近の夜行バスでは、かつてのリーズナブル＆寝ながら移動できるメリットはそのままに、乗車中に疲れやすいデメリットは快適に過ごせる工夫を凝らすことでかなり解消されましたよ！これから詳しくご説明しますね。

最近の夜行バスで快適に過ごせる工夫とは？

以前の夜行バスは「格安な価格設定が魅力、その代わりに長時間の乗車が必要な乗り物」だったため、体力や時間に余裕があってお金を節約したい若者が多く利用していました。

しかし最近では、夜行バスの車内でも快適に過ごせる工夫を凝らすことで「お金と時間の両方を有効に活用できる乗り物」へとイメージが変わったため、ビジネスシーンや大人の方の旅行にも多く利用されています。

とはいえ、移動に長時間かかることは変わりなく、ビジネスで時間が無い方・体力に自信が無い方がすぐに「よし、夜行バスを利用してみよう！」とは思えないかもしれませんね。

ここで最近の夜行バス事情をご紹介。例えば、東京→広島行きの夜行バスは、４つのバスタイプ「プライベートトリプル」「スタンダード」「リラックスプラス」「コンフォート」が運行しています。

「プライベートトリプル」は３列シート完全独立席の高級ワイドシートで安眠枕・レッグレスト・足置きスタンドなど車内装備が充実。

「スタンダード」は４列シートでよりリーズナブルなので気楽に利用できます。

「リラックスプラス」はワイドシートに安眠枕・フットレスト付のゆったり快適なリラックスシート。

「コンフォート」は縦10列の足元ゆったりワイドシートで、リーズナブルながら車内設備も充実しています。東京～広島間は距離的にも遠いため長時間の乗車は避けられませんが、いずれの車両もコンセントまたはUSBジャック付だから、暇つぶしに携帯電話・スマートフォンを使った後にいつでも充電が可能。

また新型コロナウィルス感染防止対策のセパレートカーテンや、個包装で安心のブランケット貸出し、スリッパ付きで、車内でも落ち着いてくつろげます（「スタンダード」のみ、コンセント・セパレートカーテンの有無は日程によります）。

またオリオンバスでは乗車前から全席フルリクライニングで用意しているため、後ろの席に座っている方を気にすることなく、バスで移動中に睡眠をとることが可能。車内で好きなことをしてリラックスして過ごしたり、お好みのタイミングで一眠りしたり、移動時間を有効に活用できます。

なおどちらのバスタイプにもトイレは付いていませんが、移動中2～3時間ごとにトイレ休憩がありますので、その点はご安心くださいね。

オリオンバスの夜行バスには、さまざまな種類のバスタイプがありますので、詳しくはバス市場のサイトをご確認ください。それぞれのバスタイプごとに、車内で快適に過ごすためにどんな工夫がされているのか？写真や図で詳しく説明しています。

参照：バス市場 https://www.bus-ichiba.jp/bustype/

東京・広島の夜行バス メリットは？

交通費がかなりお得！

東京・広島間の夜行バスを利用するにあたり、一番のメリットはなんといっても、交通費がかなりお得！安価な価格設定だということです。

8月～9月の繁忙期でも夜行バスなら最安値価格が3,200円という便もあり、なんと新幹線の料金（普通車指定席の広島行きだと19,640円）の六分の一以下！　交通費を節約して、広島観光やレジャー・グルメ、そして宿泊費にお金をかけたいと考えている人には嬉しいメリットではないでしょうか。

現地到着時間はそれほど変わらない

かなりお得に利用できるのが魅力の東京・広島間の夜行バス。前日夜のうちに出発と移動時間は長いものの、当日朝出発の新幹線と比べて、現地に到着する時間はそれほど変わりません。

2022年8月現在の「東京→広島」の夜行バスは、東京を20時40分に出発（新宿なら21時15分に出発）、そのまま車中泊し、広島に翌日9時20分に到着するスケジュールとなっています。それに対し新幹線の場合は、朝6時に出発しますが、移動距離がそれなりにあるため、広島現地への到着は9時49分になります。

夜行バスの移動時間は約12時間40分、新幹線の移動時間は約3時間49分と、かなり違いがありますが、結局現地に到着する時間はそれほど変わりないので、六分の一以下の料金で利用できる夜行バスの方がお得感がありますよ。

移動時間を有効活用

東京・広島間の夜行バスなら、車内でたっぷり睡眠時間をとり、好きなことをして過ごしている間に、現地に到着。移動時間を有効に活用することができます。

2022年８月現在の「東京→広島」の夜行バスの所要時間は、約12時間40分と、ちょっと長めにかかります。

広島でのんびり過ごすとしても、あちこち観光スポットをまわるにしても、現地での体力は必須！　夜行バスなら乗車しているだけで目的地まで連れて行ってくれるので、しっかり体を休めて体力を温存しておけます。

また眠って過ごすことに飽きたら、スマホで現地情報のリサーチや映画鑑賞などをして過ごしてもいいですね。東京→広島便のバスタイプ「プライベートトリプル」「スタンダード」「リラックスプラス」「コンフォート」には、コンセントまたはUSBジャックが付いているので、スマホ充電切れの心配もありませんよ（「スタンダード」のみ、コンセント有無は日程によるため、予約時の確認が必要です）。

 東京・広島の夜行バス デメリットは？

移動時間に時間がかかる

夜行バスのデメリットの１つに、移動時間が長い点があげられます。特に東京～広島間は距離的にも遠いため、長時間の乗車は避けられません。

東京から広島に向かう夜行バスの所要時間は、約12時間40分。新幹線の約3時間49分と比べると、確かに夜行バスの方が移動のための時間がかなりかかってしまいます。

時間に余裕がある方にとっては「ちょっと長いな」と感じるくらいかもしれませんが、目的地に急いで短時間で移動したい方にとっては、夜行バスは向いていないかもしれませんね。

長時間乗車は、体の負担にも

東京・広島間の夜行バスは、長時間かけて長距離移動することになるため、体の負担にもなります。

夜行バスでの移動時間を睡眠時間に充てられたら一石二鳥！という考え方もありますが、どうしてもバスには振動があるため、自宅のベッドや布団で眠るよりは十分に休息できない可能性がありますね。

とはいえ、最近の夜行バスでは快適に過ごせるよう工夫されています。利用するバスの設備・シートタイプを事前にチェックし、座席シート幅・ピッチがゆったりした仕様のバスタイプなら、よりリラックスして楽な姿勢で過ごせますし、コンセントやUSBジャック付きならスマホの充電を心配する必要はありません。

またいかに眠る前リラックスした状態か？で、休息の質が変わるもの。例えば、乗車前にシャワーを済ませておく、ゆったりリラックスできる服装を着る、化粧は事前に落としてノーメイクに、お気に入りの本を持ち込むなど、夜行バスに乗車中もできるだけのんびりくつろげる環境を自ら準備するようにしましょう。またアイマスクやネックピローなども睡眠の質を高めるリラックスアイテムとして知られていますよ。

座席指定できず、どんな人が隣に座るか分からない

夜行バスでは、予約時に事前の座席指定ができず、乗車当日までどんな人が隣に座るか分からないため、不安に感じる人もいます。

特に東京・広島間の夜行バスは、深夜を含む長時間バスの中で過ごすことになりますので、女性の方なら「隣にどんな人が座るのか？」と気にしてもおかしくはありませんね。

その点、オリオンバスなら「女性安心エリア」というシステムがあり、女性の方が１人でも安心して乗車できます。このシステムでは「夜行バスを女性1人で利用するとき、その方の隣には必ず女性になるよう配席する」「女性だけの奇数人数グループで利用の場合、隣は女性になるよう配席する」といった配慮がされているので安心。よってオリオンバスなら女性の方が１人でも気がかりなく夜行バスを利用できるのではないでしょうか。

到着時間が変わるかも？

夜行バスでは、主に高速道路を走って移動するため、予定していた到着時間が変わる可能性も考えられます。

これまでに高速道路を利用したことがある方ならご存知かと思いますが、高速道路では急な渋滞に巻き込まれることが多々ありますよね。よって高速道路を走行する夜行バスは、新幹線や飛行機といった他の交通機関と比べると、どうしても到着時間が遅れる可能性が高くなります。

ちなみに昼間に運行するバスと比べたら、夜の方が比較的高速道路の渋滞は少なくなりますが、万が一現地に到着する時間が変わって遅れてしまっても困らないように、旅のスケジュール・計画は余裕を持って立てておきましょう。

夜行バスの安全面が不安

以前、バスの運転手の過剰労働による事故が発生したことから、夜行バスの安全面を不安に感じている人も多いようです。

今現在では、国土交通省がきちんとした安全基準を設け、各バス会社でもそれに準じた形で運転手を配置しています。よって夜行バスの安全面は十分確保されていますので、その点はご安心くださいね。

なおオリオンバスの夜行バスでは、法律的には運転手が１人で走行可能な距離の路線でも、全便２人の運転手が乗車して運行しています。これは走行距離に関係なく、安全面を優先しているため。またオリオンバスの車両には、ドライバー席の「車線逸脱の警報」や「被害軽減ブレーキ」、そして万が一の事故時に被害を最小限に抑える「非常ブレーキ」といった、安全性能の設置数も随時増やしている状況ですよ。

交通費を抑えた分、現地でたっぷり観光できる！夜行バスの活用方法

広島に１泊で計画すれば、午前中到着で、翌日夜までたっぷり観光！

東京から広島はかなり距離があるため、日帰りではなく、少なくとも１泊以上で旅行の計画を立てる人が多いです。もし夜行バス利用で広島に１泊するなら、午前中に現地到着で、翌日夜までたっぷり観光できますよ。

例えば、金曜日夜20時40分に東京を出発すれば、そのまま車中泊、土曜日の朝9時20分には広島に到着します。その後、土曜日の夜まで観光を楽しんで現地のホテルに宿泊、翌日日曜日も夜まで現地をたっぷり観光できます。そして日曜日の夜、夜行バスで20時20分に広島を出発し、そのまま車中泊、月曜日の朝8時54分には東京に到着できます。

上記夜行バスのスケジュールでは金曜日夜～月曜日午前中の旅程となりますが、そのうち1泊だけ現地に宿泊、2泊は車中泊でホテル代が不要、交通費は元々かなりお得な低価格なので、節約できた分のお金を現地での観光に使うことができますね。

世界的にも有名な広島で、世界遺産や観光スポットをたっぷり満喫！名物グルメも堪能できる

世界史上初めて核兵器・原子爆弾が落とされた都市として有名な「広島」。原爆ドームや平和記念公園で日本の歴史の悲劇を学ぶことができ、また世界遺産の宮島・厳島神社や尾道・呉といった観光スポットも充実しています。

また広島ならではの名物グルメも人気。広島風のお好み焼きはもちろん！生産量全国1位の牡蠣も絶対に堪能したいところ。牡蠣小屋・牡蠣船・牡蠣食べ歩きなど、自分で焼いたりテイクアウトしたり、いろいろな食べ方を楽しめるお店がたくさんありますよ。

広島旅行でたくさんの観光スポットを周遊したり、美味しいグルメを堪能するには、それなりにお金がかかりますが、往復の夜行バスを利用すればかなりお得に移動することができ、その分現地での楽しみにお金を使えます。たくさん遊んだあとは、帰りの夜行バスで体を休めてぐっすり眠り、車内でくつろいでいるうちに、東京に戻ることができますよ。

夜行バスと新幹線、それぞれの乗車時間・料金の違いは？

それでは、東京→広島への夜行バスと新幹線、それぞれの乗車時間・料金は、どれくらい違っているのでしょうか？

以下は、2022年8月4日現在の情報（8月～９月のカレンダーを参照）となります。夜行バスの料金は、いつ利用するのか？どの便に乗るのか？によって異なりますので、詳しくはHPで最新の情報をご確認くださいね。

参照：夜行バス バス市場 https://www.bus-ichiba.jp/

参照：新幹線 JR西日本 https://www.jreast.co.jp/　https://www.eki-net.com/personal/top/index

広島旅行に、夜行バスは合っているか？

広島旅行に、夜行バスが合っているかどうか？は、今回の旅行を予定する方の性格や、旅行の計画内容・目的によって変わります。

例えば、普段からいつもと違った環境だとリラックスして眠れないタイプの方なら睡眠不足となり、現地到着後の観光に支障が出る可能性があります。それとは逆にどこでも眠ることができる！という方や、深夜や長時間の移動にワクワクするタイプの方なら、東京・広島間の夜行バスでもしっかりと睡眠時間を確保した上で、さらに長時間の旅気分を楽しめるかもしれません。そしてなんといっても交通費がかなりお得な料金なので、リーズナブルに広島旅行を満喫したい方にもおすすめですよ。

今回ご紹介した夜行バスのメリット・デメリットを把握した上で、「夜行バスでの旅を楽しめそうか？」、そして「夜行バスでの移動にもワクワクできそうか？」をポイントに検討してみてくださいね。

東京から広島までの夜行バスを利用すると、どんなメリット・デメリットがあるのか？とてもよく分かったね～。

うんうん。東京から広島まで行くとなると交通費がかなり高くなるから心配だったけど、夜行バスならかなりお得な料金設定だし、現地滞在時間も長く過ごせそうだから、利用したくなったよ。

そうだね！例えば月曜日に会社を午前半休しておいて。金曜夜に東京出発～月曜朝に東京に戻るスケジュールなら、広島旅行をたっぷり満喫できそうだよね。

そうそう。広島までの移動に時間はかかるけど、私は結構どこでも眠れるタイプだし、夜行バスでの快適度もアップしているみたいだから、次回は思い切って夜行バスで移動してみようかな～。

お二人とも、広島旅行に夜行バスを利用してみたいと思われたようで何よりです！　ぜひ夜行バス利用で格安・気軽に移動して、広島観光を楽しんでくださいね。