この記事を書いた人 バス市場編集部
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東京→神戸間の夜行バス メリットデメリットは?リーズナブルに神戸を満喫!
記事作成日: 2022-08-20
旅行の計画を立てるとき、全体的にこれくらいの予算!と考えますが、そのうち交通費にどれくらいかかるかは、かなり大切ですよね。
できるだけ交通費はリーズナブルに移動して、現地で使えるお金を多く残しておきたいと考える人が多いのではないでしょうか。
おしゃれな港町・神戸は、海と山の両方に気軽に訪れることができる立地環境が魅力。
海側で港の風景を望めるハーバーランド・メリケンパーク、山側で自然豊かなスポットの布引の滝・ハーブ園・摩耶山、そして異国情緒漂うエリアの北野異人館・中華街・旧外国人居留地など、神戸の楽しみ方はさまざまで、観光にもそれなりにお金がかかります。
そんな神戸の魅力を存分に満喫するためには、現地の滞在時間をできるだけ長くしたいもの。
移動は新幹線利用で、当日朝早くから神戸をたっぷり周遊するには、ホテルに前泊するしか無く宿泊費もかかってしまいます。
そこで今回はご提案!
次の神戸旅行は、交通費がリーズナブルで、寝ている間に移動できる「夜行バス」を利用してみてはいかがでしょうか?
今回は、夜行バスのメリット・デメリットに加えて、神戸旅行で夜行バスの活用法、新幹線と比べて乗車時間・料金はどう違うのか?など、まとめてご案内します。
目次
最近の夜行バスが快適って本当なの?
以前の夜行バスは「リーズナブルな価格設定が魅力!だけど、長時間の乗車に耐えられる体力や時間の余裕が必要」だったため、お金を節約したい若者が多く利用していました。
しかし最近では、夜行バスの車内でも快適に過ごせる工夫を凝らしたことで、「お金と時間の両方を有効にお得に活用できる交通手段」とイメージが変わったため、ビジネスシーンや大人の方の旅行にも多く利用されています。
とはいえ、移動に長時間かかることは変わりませんし、体力に自信が無い方がすぐに「夜行バスを利用してみよう!」と思えないかもしれませんね。
ここで最近の夜行バス事情をご紹介。例えば、東京→神戸行きの夜行バスではバスタイプ「コンフォート」「スタンダード」の2つを運行しています。
「コンフォート」では、通常縦11列を縦10列にした足元ゆったりワイドシートを実現。シート幅・ピッチに余裕があって、長時間の移動でも快適に過ごせる空間です。
またどちらのバスタイプも価格はとってもリーズナブルで、車内設備も充実しています。
コンセントまたはUSBジャック付(スタンダードは日程による)だから、長距離の移動中お好みのタイミングでスマホの充電が可能。
それに新型コロナウィルス感染防止対策のセパレートカーテン(スタンダードは日程による)や、個包装で安心のブランケット貸出し、スリッパ付きとなり、車内でくつろいで過ごせます。
またオリオンバスでは乗車前から全席リクライニングで用意されているので、後ろの席に座っている方を気にすることなく、バスで移動中に睡眠をとることも。
車内でリラックスしながら好きなことをして過ごしたり、お好みのタイミングで眠ったり、移動時間を有効活用できます。なおどちらのバスタイプにもトイレは付いていませんが、移動中2~3時間ごとにトイレ休憩がありますので、その点は問題ありません。
オリオンバスの夜行バスには、さまざまな種類のバスタイプがありますので、詳しくはバス市場のサイトをご確認ください。
それぞれのバスタイプごとに、車内で快適に過ごすためにどんな工夫がされているのか、写真や図で詳しく説明しています。
東京・神戸の夜行バス メリットは?
価格がリーズナブルだから気軽に利用できる
東京・神戸間の夜行バスを利用するにあたり、価格がリーズナブルだから気軽に利用できる!といった点が一番のメリットです。
7月~8月の繁忙期でも夜行バスなら最安値価格が3,000円(※価格は変動します)という便もあり、なんと新幹線の料金(普通車指定席だと15,580円)の五分の一以下!
交通費の出費は抑えて、神戸観光やレジャー・グルメにお金をかけたいと考えている人には嬉しいメリットですね。
前泊のホテル代がかからない!
東京・神戸間の夜行バスなら、基本的に夜東京を出発・翌朝神戸に到着するため、前泊のホテル代がかからず、当日朝早くから神戸観光を楽しめます。
2022年7月現在の「東京→神戸」の夜行バスは複数運行していますが、いずれも東京を23時~23時10分に出発、そのまま車中泊し、神戸三宮に翌朝7時40分~8時50分頃に到着するスケジュールとなっています。
神戸行の夜行バスに車中泊なので、前泊のホテル代はかからず、事前にホテルのリサーチも不要。そして当日朝から神戸観光を楽しめるのがメリット!
爽やかな朝の空気の中でのんびりお散歩したり、神戸ならではのおしゃれなお店で美味しいモーニングを味わってもいいですね。
有効に時間を使える
東京・神戸間の夜行バスなら、夜眠っている間に現地まで移動できるので、有効に時間を使えます。
2022年7月現在の「東京→神戸」の夜行バスの所要時間は約8時間40分~9時間40分と、しっかり睡眠をとるのにぴったりの長さです。
また東京を23時~23時10分に出発するので、例えば金曜日夜に一旦帰宅してからバス乗り場に向かい、そのまま車中泊。土曜日の朝7時40分~8時50分に神戸三宮に到着し、そのままたっぷり神戸観光を楽しむ!といったスケジュールも可能です。
神戸でのんびり過ごすとしても、観光スポットを周遊するにしても、現地での時間に余裕があるに越したことはありません。
眠っている間に東京から神戸三宮まで移動して、朝から現地で過ごす時間を作れることは、交通費とホテル代を安くすること以上に、メリットだと感じる人も多いかもしれませんね。
下車・乗車は複数から選べる
東京・神戸間の夜行バスは、複数本運行していますが、下車・乗車場所を同じ関西圏の「京都」「梅田」「USJ」「難波」から選ぶこともできます。
例えば、行きは神戸三宮で下車し、午前中は神戸周辺を観光。午後は大阪の梅田まで電車で移動して、そのまま大阪を観光。夜梅田発の夜行バスに乗車して東京に帰る、といった旅の計画も可能です。
東京・神戸の夜行バス デメリットは?
新幹線と比べて移動に時間がかかる
夜行バスは、新幹線と比べて、移動に時間がかかるのがデメリットとして挙げられます。
東京から神戸に向かう夜行バスの所要時間は、およそ8時間40分~9時間40分(便によります)。新幹線の約2時間30分と比べると、夜行バスの方が移動のための時間がかかるのは確実です。
移動のための時間を確保できる人には特に問題無いのですが、目的地に急いで向かいたい人にとっては、夜行バスのデメリットの方が大きく感じられるかもしれません。
体への負担もかかってしまう
東京・神戸間の夜行バスは、長時間・長距離移動することになるため、それなりに体への負担もかかってしまいます。バスで移動中は車内で睡眠時間を確保できる!・・・とはいえ、バスの振動が体の休息を妨げて、ベッドや布団で眠るよりも疲れてしまう可能性もありますね。
よって長時間・長距離を移動する夜行バスの中でリラックスして過ごすには、利用するバスの設備やシートタイプを事前にチェックするようにしましょう。座席シート幅・ピッチがゆったりした仕様のバスタイプなら、より楽な姿勢で過ごすことができますし、コンセントやUSBジャック付きならいつでもスマホの充電ができて安心です。
また眠る前にどれだけリラックスできているか?で、人間の休息の質は変わります。例えば、乗車前に自宅でシャワーを済ませておく、ゆったりとした服装にするなど、夜行バスで移動中もできるだけリラックスできるよう意識して準備しましょう。なおアイマスクも睡眠の質を高めるのに効果的なアイテムなので、おすすめです。
乗車当日まで、どんな人が隣に座るか分からない・・・
東京・神戸間の夜行バスは深夜に運行し、一晩バスの中で過ごすことになるため、特に女性の方だと「隣にどんな人が座るのか」気になりますよね。
その点、オリオンバスなら「女性安心エリア」があるので安心して乗車が可能。
女性安心エリアとは「夜行バスを女性1人で利用するとき、その方の隣には必ず女性になるよう配席してもらえる」「女性だけの奇数人数グループで利用の場合、隣は女性になるよう配席してもらえる」といったシステムで、女性の方でも安心して夜行バスを利用できます。
到着時間が遅れることも・・・
夜行バスでは、予定していた到着時間が遅れてしまうこともあります。
というのも、夜行バスは高速道路を利用するため、その渋滞に巻き込まれる可能性があるからです。
到着時間が遅れる可能性は、他の交通機関(新幹線・飛行機)に比べると、どうしても高くなってしまいます。ただ昼間に運行する高速バスと比べれば、夜行バスの方が比較的渋滞が少なく、到着時間が遅れる可能性は低くなります。万が一現地に到着する時間が遅れても困らないように、現地での予定には余裕をもっておいてくださいね。
夜行バスの安全面が不安
以前、バスの運転手の過剰労働による事故があったことから、夜行バスの安全面を不安に感じている人も多いですね。
今現在では、国土交通省がきちんとした安全基準を設け、各バス会社でもそれに準じた形で運転手を配置するようになっています。よって夜行バスの安全面は十分確保されていますので、その点はご安心ください。
なおオリオンバスの夜行バスでは、法律的には運転手が1人で走行可能な距離の路線でも、全便2人の運転手が乗車して運行。走行距離に関係なく、安全面を優先しています。
またオリオンバスの車両には、ドライバー席の「車線逸脱の警報」や「被害軽減ブレーキ」、そして万が一の事故時に被害を最小限に抑える「非常ブレーキ」といった、安全性能の設置数も随時増やしている状況です。
交通費をリーズナブルに、現地で観光できる時間もたくさん!夜行バスの活用方法とは?
朝到着でたっぷり観光!日帰り神戸旅行も!
東京から神戸に移動するとき、朝一番の新幹線(乗り換えなし)に乗った場合の新神戸駅到着は8時36分ですが、夜行バスだと朝7時40分に神戸三宮に到着する便があります。より早めの時間に到着できるため、たっぷり余裕をもって神戸を観光できます。
また帰りの夜行バスは、夜21時半に神戸三宮を出発し、翌朝7時に東京に到着する便があります。こちらを利用すれば、朝~夜までの長い時間を神戸周辺で過ごし、観光やグルメ・コンサート・イベントなどを満喫。行きも帰りも夜行バスの車中泊となるため、神戸のホテルに泊まる必要はなく、日帰り神戸旅行も可能です。
おしゃれな港町・神戸で、日帰りでもたっぷり観光を楽しんで、名物グルメも堪能できる
おしゃれな港町のイメージがある神戸。海と山の両方に囲まれた立地環境にあり、海側の開放感あるエリアではハーバーランドやメリケンパーク、山側の自然豊かなエリアでは布引の滝・ハーブ園・摩耶山など、観光スポットも充実しています。
また神戸は異国情緒漂うエリアとしても知られ、北野異人館・中華街南京町・旧外国人居留地など、まるで海外にいるような気分で散策も可能。訪れる場所・目的によっていろいろな楽しみ方ができるのが神戸の魅力です。
神戸ならではの名物グルメも人気。神戸ビーフはもちろんですが、日本三大中華街・南京町で絶品中華や食べ歩きを楽しむこともできます。また美味しい洋食店や、パン・スイーツの激戦区としても知られているので、お好みの神戸グルメを見つけてみてはいかがでしょう?
神戸旅行でたくさんの観光スポットを周遊したり、美味しいグルメを堪能するには、それなりにお金がかかりますが、往復の夜行バスを利用すれば、交通費は格安リーズナブルで前泊のホテル代も不要。夜行バスなら朝から夜まで丸1日神戸を満喫できる日帰り旅行も実現できます。たくさん遊んだあとには、帰りの夜行バスでぐっすり眠っている間に、東京まで帰ることができますよ。
夜行バスと新幹線、それぞれの乗車時間・料金の違いは?
れでは、東京→神戸への夜行バスと新幹線、それぞれの乗車時間・料金は、どれくらい違っているのでしょうか?
以下は、2022年7月24日現在の情報(7月~8月のカレンダーを参照)となります。夜行バスの料金は、いつ利用するのか?どの便に乗るのか?によって異なりますので、詳しくはHPで最新の情報をご確認ください。
夜行バス | 新幹線(普通車指定席) | |
乗車時間 | 約8時間40分~9時間40分 | 約2時間40分 |
料金 | 3,000円~10,000円 | 15,580円 |
参照:夜行バス バス市場 https://www.bus-ichiba.jp/
参照:新幹線 JR西日本 https://www.jreast.co.jp/ https://www.eki-net.com/personal/top/index
神戸旅行に、夜行バスが適しているか?は、人それぞれ
神戸旅行に、夜行バスが合っているかどうか?は、人それぞれ。今回旅行を予定している方の性格や、旅行の計画内容・目的によって変わります。
例えば、普段からいつもと違った環境ではリラックスして寝付けないタイプの方なら睡眠不足となってしまい、現地に到着したあとの観光に支障がでる可能性もあります。逆にどこでも眠ることができる!多少の睡眠不足は平気!という方や、深夜や長時間の移動をワクワク楽しめるタイプの方なら、なんといっても交通費がリーズナブルなので、東京・神戸間の夜行バスを利用した旅に大満足の可能性があります。
今回ご紹介した夜行バスのメリット・デメリットを把握した上で、「夜行バスでの旅を楽しめそうか?」、そして「夜行バスでの移動にもワクワクできそうか?」をポイントに検討してみてくださいね。